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基本的には、
懇意にしている取引先から
電話が入ります。
これが仕事のはじまりです。
「耐摩耗性があるのに
滑りにくい素材はないか」
「樹脂に電気的特性を
付けられないか」
など禅問答のような
問い合わせもありますが、
取引先が自社で解決できない
課題に直面したとき、
私たちを頼って電話がかかってきます。
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誰かに頼られたら
全力で応えたいですよね。
だからそういう素材が
名機ゴムでつくれないか、
そういう加工ができる工場が
どこかにないか、
全力でやってみます。
自社工場のエンジニアと
何度も試作したり、
日本中のメーカーや工場に
問い合わせてみたり、
そうして取引先の課題を
解決する方法を見つけ、
実現可能なことを提案します。
細かな仕様やコストを調整し、
実際に製品を製造・調達、納品したら
一つの仕事が終わります。
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こまっている企業の役に立ち、
「ありがとう」と言われることが、
何より嬉しい仕事です。
いま僕が担当する企業さんは、
次世代スマートフォンの基盤を
つくる精密機械を製造していて、
新しい通信システムや
電気自動車関連にも
深く関わっています。
それはその精密機械があるからこそ、
僕が部品を納めているからこそ、
事業が進むわけで、
そう考えると、僕の仕事も
「未来の社会を創造する」
その一翼を
担えているのかなと思います。